2016年3月1日火曜日

吉井地区文化財めぐり

パソコンを使っていたら、「高崎市地図情報サービス まっぷdeたかさき」というものに偶然出会った。その中で文化財マップを中心にみていたが、なかなか面白くすぐれものと感じた。これにもとづいて、吉井方面を見て回ることにした。


感じのよい坂道を登って行くと、小高い丘の上に出た。


これが入野碑で、明治22年に旧黒熊村を始め深沢、小串、石神、中島、多比良、馬庭、小暮、岩井の9ヶ村が合併して入野村が誕生した事を記念して建立されたものとのこと。

説明板にある三首の「多胡の入野」の歌から古代を偲び、入野村と命名されたそうである。
 
 
多胡碑の後は、すぐ近くの新堀城を見た。城跡と言っても畑と区別がつかないような平地でしか無かった。
郭の土塁というよりも畑の土手と言う方が似つかわしいような場所に、春を感じさせる福寿草が咲いていた。
次に行ったのは、城跡の遺構を壊して有りもしない模擬天守閣を建てたということで非難が多いという牛伏山一郷山城である。
 
その後、八束城を目指して車で林道を登っていったが、道路を倒れた竹が塞いでおり、諦めるしか無かった。牛伏山の時は、二本の内一方の道路が竹除去作業のため通行止めになっていた。山際の道を走ると、あちこちでこのような光景を見るので、被害はかなりのものだったようだ。